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ブリタニカ草稿(最終稿)第6節 [読解シリーズ]

【デカルトの超越論的動機とロックの心理学主義】

○現象学的心理学は、超越論的現象学の前段階として役立つ

○超越論的現象学の歴史は、デカルト、ロック、バークリ、ヒュームなどに遡る

○デカルトの「全ての実在や世界は、我々の表象内容として、思念された世界、明証的世界としてあるに過ぎない」という認識、これは第一哲学を指導する

○ここには問題はあっても、超越論的問題に向かう動機があった

○デカルトの懐疑や「我思う」は、超越論的主観性の把握に導いた

○ロックは、内的経験に基づく心理学によって心理学主義を基礎づけた

○心理学主義は、原理的な矛盾が克服されることで、心理学主義がもつ超越論的な核に果肉が与えられる

心理学主義とは、数学や論理も心理的に生み出されたものとして扱い、客観的な理念を否定する立場。

○主観的なものというのは、二義性(心理学的、超越論的)をもち、それは同時に平行するのであり、このことを理解することで心理学は純正な哲学に接近する

このことについては以降の節を参照。


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